こんにちは。
世田谷のピラティスパーソナル専門サロン
ととのう の正子です。
ピラティスでよく使われる言葉に
“economy of movement”
があります。
意味としては、動きは出来るだけ最小限に、
ひいては出来るだけ無駄な動きを省くという
ような意味です。
特に、エクササイズから次のエクササイズへの
移行の場面などでよく使われます。
具体的には、エクササイズが終わった後に、
お尻の位置などを出来るだけ変えずに、
身体の向きをサッと変えて、次のエクササイズを
すぐに始められるようにする事など。
そうすることにより、時間と労力を余分に使う
ことがなくなるため、より集中力が高まったり
より多数のエクササイズが出来たり、
難易度の高いエクササイズにも挑戦する事も
出来たりと、身体に効果を感じやすくなります。
私自身もピラティスに取り組んでいるうちに、
この思考がすっかり身についてしまい、
いつしかそれが日常生活の中にも生かされて
いきました。
そのうちのひとつがクローゼットの収納です。
基本はシャツやカットソー等を吊るして収納。
省スペースで服が滑りにくいMAWAハンガーを
使用します。
大雑把な目安としては、左から右へいくにつれて
ノースリーブ→長袖へ、色は薄い→濃い のように
並べます。
洗濯した後はMAWAハンガーに吊るして干し、
取り込んだらそのままクローゼットへ。
ハンガーを物干しと収納で兼用する事により、
たたむ手間が省けます。
また、収納のポイントはあまりギュッと寄せずに
ハンガーの間に1cm程度の隙間を作ること。
すると通気もよくて、いつも全てに目が行き届いて
必要なものがすぐに取り出せて時間も節約でき、
処分するタイミングも分かりやすいので、
無駄なスペースがなくなります。
少しずつ秋が深まるこの時期は、身体の引き締めに
チャレンジしつつ、ピラティスの無駄を省く思考に
触れてみませんか?
世田谷パーソナルマシンピラティス
ととのう三軒茶屋 まさこ